気持ち悪い

2011年11月16日 日常
共依存をはたから見てると本当に気持ち悪い。
当事者たちは気づかないんじゃなくて向き合いたく無いだけ。
どんなにおばさんになっても気づけない人は気づけない。
むしろ年をとりすぎて本気で考えようともできない。
それを最近しみじみと考えてる。
いいとしした大人の方がまるで精神年齢が子供っぽい。これはよく思う。
それで無責任なことを言っちゃったり書いちゃったりするもんだからどうしようもない。
それこそ余計なお世話というもので、自分のことまで人に巻きこもうとするのはお門違い。
頭がお花畑なのもいいとこ。

最近話しをしてなかった。
それは私の調子があまり良く無かったから。
話をするリスクは大きい。
何故かって心をすり減らされることが多いから。
私が弱ってる状態でそれをされると私が自分のことを守れてないことになる。
だから避けてきた。

でもこの前、良く無いタイミングで私に相談してきた子の話をついつい聞いてしまった。
それはもう最初は全く話にならなくて話したく無い相手だったのだけど
その子がついに本音を話してくれた。
私を信頼してくた上でだ。
多分。
何故多分かと言うとその子は何らかの傷から人に依存しやすいタイプで最悪の八方美人だからだ。
だから私は彼女を突き放してきたし正論で嫌なこともズバズバ言ってきた。
本当はこの手段は嫌いだけどいつまでも甘えたちゃんには正論で言い返すしかない。
何故なら私にゆっくりかまってられるような余裕がないから。


彼女がついに気がついてくれた。
これは彼女自身が本気で行き詰まったからだと思う。
もうごまかせないんだということをわかってくれたからだと思う。
手おくれになる前になんとかしたいって思ってくれた。
彼女は勇気をみせてくれた。
私はそれだけで「あ〜、大きな第一歩すすめて本当によかったなあ」と心から思った。
その第一歩が大きいのだから。

彼女は笑顔の下に隠してたものを
色々と話してくれた。
とても勇気がいったことだと思う。
「自分はダメ人間なんだ」なんて、誰が人に話したいと思うことか。
彼女は自分と向き合うことの怖さを一生懸命話してくれた。
逃げていたいと思ったからだ。
そうやって本気で考えている彼女を見て共感した。
私だって逃げたかった。偽りの鎧を背負ってでも誰にも壊されたくなくて逃げ回ってた。
今だって戦える時は戦って、逃げたい時は安全な方向に逃げてる。
人間として楽な方に流れるのは当たり前のようなもんで、
私は逃げている彼女に非難など全くする気はなかった。
恐らく彼女は今逃げる時期なんだろうって感じたから。
でも「私は逃げている」と認めた彼女は成長したと思う。
だって以前はそんな話すらできなかったのだから。

彼女は行動に動いた。
とても勇敢なことだと思う。
私はその時これは若さ故なのかなーと思った。
色んな人と話してると統計的にそうなるから。
自分を守ろうと必死で耳をかさず反論にでるか
その場ではわかったふりして誰かにごまかしてもらったり
ましてや子供じみたことしか最後には言えなくなったり。

真也が「年をとってる人ほど頑固に傷の癖が当たり前になりすぎてて何も認めようとしないから本来の自分を取り戻すのは難しい。そして悲しいことにそういう人が周りの罪のない人間を巻き込んで色々と奪っていくんだ」ってよく言うけど本当にそうだとは思ってなかった。
だから色んな人と話して、相手が話せる相手かそうじゃないかを見極めないと
自分の心がすり減るだけだと言うことがよくわかった。
実際おおいにすり減って学んだのだけれども。

一例としてある人の話をあげると
みんなそろって「気持ち悪い・・・」という感覚に陥った。

無責任
そんなこともわからないなんて同じ人間として意味がわからない
私には絶対にできない
どんなに病んでもそんなことだけは絶対にしない
そんな年になっても中身はおこちゃまなんだね
馬鹿ばかししすぎて理解したいとも思えない

色んな意見がでたものの、まあ私も全くの同感なので無言でいた。
弁護しようと思えばいくらでもできるけど、そうしたいと思える相手じゃなかったから。

これはこれでいい教訓になったんじゃないかと思う。
もちろん私も含めて。


みんな結構自分は平凡な人生だったし・・・と話すけど
他人の私から見れば十分傷だらけなのだ。

じゃなきゃ今苦しんでない。
もしくは手放しで喜べる状況でもない。

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